落語好き腐女子の酒日記(仮)

落語と酒が好きな腐女子の日記です。

ファンレターについて落語家さんに聴いてみた


私はファンレターを出したいと思っている落語家さんがいる。
しかし、いざ書こうとすると上手く文章がまとまらなかったり、10枚越えの無駄に長いものになってしまった。
それから試行錯誤しているうちに
(そもそもファンレター自体迷惑ではないのか?)
そんな思いが湧いてきた。
自分が好きな人に一方的に気持ちを伝えてるだけのものだ。師匠みたいな売れっ子が今更受け取って嬉しいのか?


そう思っていた所にチャンスがやってきた。
4月21日に私の好きな落語家さんの独演会があった。
その独演会ではちょっとした企画コーナーみたいなものがあり、お客さんが紙に書いた質問(匿名)を全部答えてくれるというものだ。

これはチャンス!とばかりに質問用紙に次のように書いた。

「好きな落語家さんにファンレターを書こうと思っているのですが、演目の一つ一つについて書いていたら10枚を超えてしまい、友人に見せたら「愛が重くて怖い」と言われました。
○○師匠ならどんな内容で何枚くらいのファンレターなら嬉しいですか?」

キャパの狭い会場なので私だと特定されるのが怖いのでその師匠宛のファンレターではないということにした。
こういう所が私の賢いところである。


さて、質問コーナーになった。
一つ一つの質問に師匠が丁寧に答えていく。
私の質問を読み上げた師匠が
「え?これ僕宛のファンレターじゃないの?なのに答えないとだめ?」
と言いつつ答えてくれた。こんなお答えだった。

「僕はファンレターは嬉しいですね。
でも演目の一つ一つについて書かれた場合、片方には『面白かった』って書いてあってもう片方に書いてなかったら僕は(あの噺面白くなかったのかな)と不安に思うからそこは気をつけた方が良いかと。
……まあ、僕宛のファンレターの話じゃないですもんね」


ありがとう、師匠。
いつかきちんとしたファンレターをあなたに届けたいです。
でもアレっすよね。やっぱファンレターより金っすよね。
『いつも応援しています』
みたいなメッセージを添えて金一封包んだ方が喜ばれますよね。
宝くじ当ててえな。