落語好き腐女子の酒日記(仮)

落語と酒が好きな腐女子の日記です。

落語会に行く時の服装について

落語会に行く時の服装についていつも悩んでいる。
寄席とかホール落語はそんな気にしない。
だが、キャパ30〜50程度の比較的小さな落語会だとめっちゃ気を使う。
別に誰も私の服装なんか気にしていないのだろうが、落語会で落語家さんや常連のお客さんやスタッフさんに「あいつ、いつも同じ服装だな」
と思われるのが嫌なのだ。
そもそも私はファッションセンスがない。
それに明るい色の洋服が苦手だ。
だからお下がりの服以外では、黒やグレーみたいな地味な色の服か、個性派になろうとしてネタに走った服(熊が鮭を加えたセーター、『I'M HUNGRY』と書かれたカーディガン、ナマケモノ柄のパーカーや寿司柄のトレーナー)がほとんどだ。
それにもし私が私がピンク色のような明るい色の服を着たら完全に豚になってしまう。
一度ウケ狙いと自虐を兼ねてドでかく豚の絵が描かれたピンクのワンピースを買ったが
「笑っていいのか分からない」
と言われたので今ではタンスの肥やしになっている。
ファッションって難しい。

また私は平日が休みなこともけっこうある。
そんな時に立て続けに一人の落語家さんの会(特に平日の昼間とか)に行くと
「あいつ、仕事してないニートじゃね?」
と思われてるんじゃないかと考えてしまうと不安になるのでオフィスカジュアル的な服を着て「今日は仕事が早上がり」
的な雰囲気を出してみたりした。
無駄に買ったオフィスカジュアルの服、プライスレス。にならない。

だから一ヶ月に数回しかないスーツ出勤の時の帰りに落語会だとちょっと嬉しい。
「本当に今日はスーツで仕事した後に落語に来た」
と思うと社会の一員に溶け込めたような気がするのだ。

二ツ目昇進とか真打昇進の披露興行だと短期間に何度もその落語家さんの会に行くことになる。そんな時はいつも以上に同じ服装にならないように気をつけている。
私はファッションセンスが人一倍ないので同じシャツやズボンを色んな組み合わせで着こなすということができない。
このシャツにはこのズボンというもう組み合わせが決まってしまっている。それ以外の冒険ができない。
だから服装のパターンが決まってしまっているのだ。
それで無駄に服を買ったりした時期もあった。
お世話になりました。しまむら。今後もよろしくお願いします。

いや、分かってる。
誰も私の服装なんて気にしてない。
でも、なんて言うのかな。
あまりにダサい格好でその落語家さんの独演会に行くと、周りのお客さんや他の落語家ファンから
「○○師匠のファンのあいつ、服ダサすぎるだろ」
と思われて、落語家さんの評判にも影響を与えてしまうかもしれない。それが怖いのだ。
いや、私ごときの服装一つが影響与えるなんてことないのだろうが、できるだけ師匠に迷惑かけるリスクは除外しておきたい。


本当にめんどくさい奴ですね。