落語好き腐女子の酒日記(仮)

落語と酒が好きな腐女子の日記です。

落語ヲタの腐女子がオススメする落語家さんのエッセイ4選(落語知らない人でも楽しめるんじゃないかな編)

落語家さんのエッセイや自伝が好きである。そこで今回は落語初心者の方でも楽しめる落語家さんの書いたエッセイを紹介したいと思う。

なお、これはあくまで個人の感想ですので、そこんとこヨロピク〜☆

 

『いちのすけのまくら』 春風亭一之輔

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テレビでも活躍している人気落語家、春風亭一之輔師匠のコラムを一冊にまとめたもの。
毎回お題があり、そのお題に沿ってのエッセイが書いてあります。
何も考えずだらだらと気軽に読むことができます。
それでいて一之輔師匠の目を通して見せてくれる世界には何とも言えないおかしさがあり、読むと少し楽しい気持ちになります。
一つのコラムが三ページほどなので、自分のペースでゆるゆるっと読むことができるのも嬉しい。


『東大生に最も向かない職業 僕はなぜ落語家にかったのか』 春風亭昇吉

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笑点の司会でおなじみ春風亭昇太師匠のお弟子さんで、東大卒の落語家春風亭昇吉さんの自伝的なものです。
修業のエピソードが色々載っていますが、東大卒ならではの苦労という面も伺えます。
東大で出会った友人とのエピソードや談志師匠に対する天然エピソードに思わず笑ってしまったり。

 

『前座修業 千の小言もなんのその』桂歌蔵

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桂歌丸師匠のお弟子さんである歌蔵師匠の書いた作品です。
小説だけど歌蔵師匠の日記を元にしているからか、自伝というカテゴリーで紹介させてください。落語家さんの書いた作品の中でもトップクラスに好き。
読んでいてどんどん引き込まれてしまいました。
特にビンタのシーンは読んでて(あああああ……)ってなった。語彙力ない説明ですみません。
テレビのようなメディアで活躍している落語家さんとは違う目線だから『大多数の落語家さんのリアル』って感じでした。
同じ歌蔵師匠の作品だと『世界をネタにかける落語家 インド・スリランカ編』もオススメ。

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とにかく面白くてサクサク読める。  
向こうの国の文化を素直に全部受け入れるのではなく、思いっきり毒づいたりするのが逆に面白い。
歌蔵師匠の高座何度か聴いているのですが、 ザ古典落語って感じな印象しかないので、こういう旅のエピソードとかマクラで話して欲しいなぁ。本は本、高座は高座で分けているのかしら。それともマクラで喋っているけど、私が聴いたことないだけ……?

 


ちなみに今私が楽しみにしているのが三遊亭兼好師匠のエッセイです。

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発売が待ち遠しいです♪

 

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