落語好き腐女子の酒日記(仮)

落語と酒が好きな腐女子の日記です。

落語ヲタの腐女子が選ぶ落語初心者にもオススメな落語本三選

最近落語の本を紹介するようにしたらブログを読んでいる友人から「落語初心者にオススメの本紹介してよ」と言われたので今日は三冊私のオススメの本を紹介させていただきます。

と言っても私もまだまだ落語勉強中の身です。まあイチ落語ヲタ腐女子の個人的感想と思って読んでください。


『マンガで教養 やさしい落語』 柳家花緑

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なんとなく落語に興味あるけど、ぶっちゃけ何をどうすれば良いのか分からないという方にはこちらがオススメ。
落語家に憧れて弟子入りした青年の修業の日々が漫画で描かれています。
マンガの絵柄や内容的に若い女性向けな気がします。
もちろん男性が読んでも充分楽しめるとは思います。
……ただ落語界を美化しすぎている感が否めませんが(笑)
マンガの間に落語に関する解説があるので、これ一冊で落語に関する基礎知識は大体オッケーかと。


『この落語家をよろしく』 広瀬和生

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「落語家っていっても誰を聴いたらいいか分からない」という方にオススメなのがコチラ。
雑誌編集者、音楽評論家、落語評論家としても活躍する広瀬和生さんの本です。
お客さんの目線で書いてくれているのでとても読みやすい。
変に小難しいことは書いていないので「この落語家のこういうとこが面白いんだよー」と知り合いの兄ちゃんから教えてもらっているような感じで読める(失礼な言い方ですみません)。
勝田文さんによる落語家さんのイラストも素敵。
ただ、発売されたのが2010年なので情報がちょっと古いです。
(紹介されている落語家さんの何名かは亡くなられてたりします……)
広瀬さんはこの本以外にも何冊も落語関連の本を書いているので気になる方はそちらをチェックしても良いかもしれません。

 

古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談……』 立川志の輔

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とにかく色んな落語のあらすじが知りたい!という方にはこの一冊がオススメ。
落語のあらすじ本はいくつかありますが、個人的にはこの本が一番読みやすいです。
有名どころの古典落語が一通り載っています。
どの落語も2ページであらすじがまとまっています。
文庫サイズなので持ち運びにも◎
ただ本当に落語のあらすじの本なので落語の歴史とか、どの演者が良いかということを知りたい方にはあまり向かないかもしれません。

 

 

とりあえず三冊紹介させていただきました。
あくまで個人的な感想ですし、本は読む人と相性があるかもしれないのですが、少しでも参考になれば嬉しいです。


お読みいただきありがとうございました!