私が最近読んだ落語家さんの著書でおもしろかったもの三選
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
最近落語関連の本をまとめて何冊か読んだのでその中でも個人的に面白かった本を紹介させていただきます。
なお、あくまで私が最近読んだ落語本の中で、昭和に発行されている本もありますが、あしからず……笑
『お二階へご案内〜虎の巻、妻と上手に生きる方法』三遊亭兼好
前から楽しみにしていた兼好師匠の著書。
一つ一つのエッセイが短くてサクサク読めて、内容がまとまっていて面白いという最高の本です。
師匠の書いた可愛いイラストにも癒されます。
奥さんに逆らえず言いなりになる兼好師匠ですがラブラブなのが行間から読み取れてキュンキュンしちゃいます。
本当に師匠は家族のこと好きなんだなぁ。
『てんてん人生』橘家圓蔵
2015年に亡くなられた八代目橘家圓蔵師匠の師匠である七代目橘家圓蔵師匠の著書です。
楽屋で小言を言う時『あのね、お前は〜』と言ってたから『あのねの圓蔵』と呼ばれていたとか(ウィキペディア情報ですが)。
この本はそんな圓蔵師匠の自伝的なものです。
なんていうか、まさに芸人が天職な人だったんだろうな、と思いました。
誤解を恐れず言うなら、仕事が何をやっても長続きせず、フラフラしていたダメ男が芸人になるまでの物語って感じです。
十八歳で童貞を『破壊』されたエピソードは思わずワーオ❤️となってしまいます。
『圓窓―楽屋裏―はなし家ちょっといい話』三遊亭圓窓
落語家さんのエピソードを小説風にまとめた本です。
まあ、多少盛っているというかおもしろく脚色しているんだろうなぁという感じがあるのは否めませんが、読みやすくとても面白かったです。
警察官さんと某落語家さんの話が一番お気に入り。
以上、三作品を紹介させていただきました。
まだ読めていない本もたくさんあるのでそのうち別の本も紹介していこうと思います。