落語好き腐女子の酒日記(仮)

落語と酒が好きな腐女子の日記です。

落語会で縄で縛られ高座に放置された話

以前、印象的な落語会として『出演者が九人に対し客が二人だった落語会』の話を以前書いた。
今回はそれとは別の印象に残っている話の中から『落語会で縄で縛られ高座に放置された話』をしようと思う。
別に私が他のお客さんに迷惑をかけたとかそういうんじゃない。
本当に成り行きだった。
 
経緯はこういうことだ。
某落語家さんと緊縛師の二人会があり、面白半分で行ってみた。
最初落語があり、仲入り前に緊縛師の方の緊縛実演があったのだがそこで客席から縛られる人を二人募集することになった。
 
積極的に手を挙げた着物姿の女性がまず決まった。
そして何故か手を挙げていない私が選ばれた。
高座に上がると緊縛師のなすがままに縄を縛られていく。
手を縛られたのだが、プロが縛っているから痛みが全くなく体に縄が這っているという感じだった。
 
後ろで縛られる様子を見ていた師匠が前に出てきた。そしてこう言った。
「この子だけ仲入り後もそのまま高座に縛られて置いておこう」
冗談かと思って笑っていたら幕が閉まる。
私の縄を解こうとしない。


私「え、マジでこのままですか?」
師匠「うん。それに縛られていれば、私の落語、真横で聴くことができるよ」
私「あ、じゃあ喜んで」
 
流石に手を上に縛られた状態じゃアレなので椅子に縛られることになった。
 
幕が開くと座布団があり、椅子に縛られた状態の私がいる。
客席は笑ってた。
あんなに大勢の人の前で笑いをとったのは満員のバスを降りようとして段差を踏み外して思いっきり転んだ時以来だ。
 
師匠が私のことにあまり触れずに落語入った。
縛られた状態で私はずっと真横から落語を聴いていた。
幇間腹』というベタな古典落語(どんな演目かは自分で調べたまえ)に入ったかと思うと突然師匠が服を抜いだ。
あとで知ったのだが幇間腹ではなく『SM幇間腹』という落語だったのだ。
写真撮影可の時間があって、その時知人がとってくれたのだが、その写真がこちら。

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縛られている私を完全スルーして師匠は下着姿に縄を縛られ落語をやっている。
よくわかんない状況だった。
 
落語が終わって解放されるかと思ったら落語家さんと緊縛師さんのトークがはじまった。
二人共私のことを完全無視してトークを繰り広げる。
 
縄が解かれた。
全身に血液が流れていく快感かなんとも言えなかった。
 
後日、この様子を見ていたAV監督にSMショーの出演を依頼されたのだが流石に断った。