AV企画『落語 THE ADULT MOVIE』
『落語 THE M○VIE』という番組をご存知だろうか。
一言で言うと落語をあえて映像化した番組だ。
噺家の語りに合わせて再現役者の口が動く、いわゆる「リップシンク」に徹底的にこだわり、あたかも落語の登場人物たちが実際に話しているかのような臨場感を演出した。それに再現役者に人気のアイドルや芸人も多く、この番組がきっかけで落語に持った若い人もいるという。
そこで思いついた。これをAVパロディにできないか。
落語の中には『艶噺』や『バレ噺』といういわゆるエッチな噺がいくつもある。
それを本物の落語家さんに演じてもらい、あえて映像化するのだ。
例えば『なめる』。女のくっさいマ●コを男が舐めるって噺だ。
『鼠の耳』も良い。女が大根使ってオナっている所に鼠が大根に噛り付いてマ●コの中に鼠が入ってしまう……という噺だ。
あと落語界には放送禁止大魔王と呼ばれる下ネタ落語の帝王、快楽亭ブラック師匠がいる。『イメクラ五人廻し』という風俗嬢が五人の客の要望に応えたプレイをする噺、『オマン公社』という国営の風俗店に行く噺など古典落語を下ネタパロディにした改作落語を多数やっている。
問題点があるとしたら以下の二つだ
・女優が喘いでいても、実際に視聴者に聴こえる声は落語家の声のみであること。
つまりS●Xして女優がアンアン喘いでいるシーンの声も全部落語家がやる。男性的に実用性はないだろう。
でも大丈夫!特典映像で落語家の声でなく再現役者の声に吹き替えた映像をつければ良い!
・出演してくれる落語家がいるか。
本家の『落語 THE M○VIE 』に出演している方はまず出てくれないだろう。
下ネタ落語をやっている方でも、流石にAVは……と断られるかもしれない。
それか顔出しNGなら顔にモザイクをかけよう。顔にモザイクかかった人が落語喋っているってシュールで面白くない?
それでもダメな場合は趣味で落語をやっているいわゆる天狗連と呼ばれる方や、落研の大学生に出てもらおう。
それかAV女優に落語を覚えてもらうっていうのもアリじゃないか!?
勢いで応募してみた。
返事はまだない。