落語好き腐女子の酒日記(仮)

落語と酒が好きな腐女子の日記です。

落語会における開演前の時間潰しについて


落語会には開場と同時に入る私は、常に開演までの時間の過ごし方に苦心している。
友人と行けば「最近仕事がどう?」とか、「終わったらどこ飲みに行く?」などの話をしていれば時間は過ぎる。

しかし、一人だとそうはいかない。
開演までツイッターを眺めたりするのも良いが、ホール落語だと客席に電波が入らない開場もある。
だから私は本を読んで時間を潰していることが多い。
ただ、この際気をつけるべきは落語関係の本を持っていかないことだ。
「アイツ、落語会に来てまで落語関連の本読んでいるのかよw」
と思われるのが恥ずかしいからだ。
しかしながら私の蔵書には落語系の本とBLしかないと言っていいので、会場に持っていくのは必然落語本。止むを得ず、ブックカバーで情報の漏洩を防いでいる。
要は落語の本を読んでいると周りにバレなければ良い。
表紙だけを他の本から持ってくるという手も考えた。しかし、以前キャパの小さな落語会で『餓狼伝』という熱い格闘モノの小説のカバーで読んでたら楽屋側の方から
「『餓狼伝』読んでる人がいる」
という声が聞こえてきて、その事を弄られまいか大変ドキドキした経験が有るため、その手は却下。

ちなみに『餓狼伝』は友人が私の家に捨てていった物。私は内容を知らずカバーとして使っていたが、餓狼伝の主人公は丹波文七と言って私の好きな落語『文七元結』の登場人物と名前が一緒だということを最近知った。
これって偶然か?作者の夢枕獏先生は落語も書いている人だと聞いた。

なお、『餓狼伝』の中身はまだきちんと読んでいない。