落語好き腐女子の酒日記(仮)

落語と酒が好きな腐女子の日記です。

落語会と方向音痴

私は重度の方向音痴である。

おまけに地図が読めない。

スマホのナビを見ながら反対方向に進み続け、行きたい駅と全く違う駅へ着いたということも何度もあるし、登山に行き降りる停留所を間違え、登る山を間違え遭難しかけた(ガチの実話)という笑えない話を持っているレベルの方向音痴だ。

初めて行く落語会の会場では道に迷うことを想定して早めに出るが、それでも迷って危うく遅刻しかけたことが何度かある。

ゆえに、交番などがある場合は積極的に道を聞くようにしている。

もちろんお巡りさんに話しかけるのも緊張するが「向こうは仕事で道を聞かれるのなんか慣れている。それに落語会に遅刻するよりはマシ」と自分に言い聞かせて、道を聞く。

しかし交番が辺りにない場所で、道に迷ったら大変だ。

コミュ障が知らない人に自分から話しかけるなんて、とんでもなく緊張するのはもちろん、バカにされるのが怖いのだ。

 

例えば「○○ホールってどこですか?」

と私が道を聞いて教えてくれた人がいたとする。

私がお礼を言って立ち去った後、

(へえ、この人落語聴きに行くんだ)
と思われるのがすごく恥ずかしいのだ。
いや、わかってる。
道を教えてくれた街中の親切な人が今日その場所で落語会を開かれるということを知っている確率の方が低い。

 

ただ、もしも、その道を聞いた人が

(あの場所に何しに行くんだろう)

と思って、その人が私が立ち去った後、そのホールの今日の開催イベントを調べて落語会が開催されていることを知って

(うわぁ……あいつ落語会行くんだ)

と思われているんじゃないかと思うと気が気でないのだ。

いや、そんな確率とんでもなく低いのはわかっているのだが、それでも怖い。

考えすぎなのは分かっている。

「気にしすぎwバカじゃねーのw」と思う人が大半だと思う。

 

私は落語は大好きだが、そのことを見ず知らずの人に知られるのは何だか恥ずかしいと思ってしまうのだ。

 

我ながら本当にめんどくさい人間である。