落語ヲタの腐女子がオススメする落語家さんが書いたエッセイ・自伝(立川流編)
私はエッセイが好きで、落語家さんの書いたエッセイや自伝はなるべく読むようにしている。
そこで今回は落語家さんの書いたエッセイ・自伝の中から私の好きなものを紹介しようと思ったのだが、紹介したい作品がやたら多くなってしまった。
そこで今回はまず立川流(立川談志師匠のお弟子さん)の方のものに絞って紹介させていただく。
赤めだか 立川談春
言わずと知れた名作。
嵐の二宮さん主演でドラマ化もされたほど。
落語を知らない方でも充分楽しめます。
私なんかが色々語るよりとにかく読んでほしい。
文章がすーっと入ってきてあっと言う間に読み終えてしまった。
この『赤めだか』を読んで談春師匠に興味を持ったら『談春 古往今来』も読んでほしい。
談春師匠の書いたエッセイ以外に、雑誌に載ったインタビューや他の人が書いた評論文的なのが載ってたりします。
読めば読むほど談春師匠は怖い人(不快に思ったらすみません)だと思うけど、何て言うか、そういう人だからあんな切れ味の鋭い、かっこいい落語ができるんだなと思った。
談四楼師匠の作品は何作か読ませていただいてますが、小説『師匠!』の次にこの作品が好きです。
時事ネタ的なものや落語界のエピソードなどを毎回落語の演目をからめて書いてあります。まさに落語エッセイ。分かりやすくて面白いです。
ご勝手名人録 寄席を仰天させた12人の破天荒者たち 雷門獅篭
元談志師匠のお弟子さんということで。
作者が寄席で出会った色んな芸人さんとのエピソードを描いたコミックエッセイ。
私の知らない芸人さんが何人も載っていたりしてためになりました。そして無名の頃の超大物芸能人のエピソードまで載ってたり!
これを読むと大須演芸場に行きたくなります(笑)
以上、四作品を本日紹介させていただきました。
まだまだ紹介したい作品はあるので『立川流編②』をやるかもしれません(笑)