落語ヲタ腐女子の目線で見る『落語協会分裂騒動』

※このブログはフィクションです。実在の人物、団体、出版物とは一切関係がございません。

少し前、三遊亭円丈師匠の著書『師匠、御乱心』が落語仲間の中で話題になった。

この本は『落語協会分裂騒動』について書かれた本である。
『落語協会分裂騒動』とは何ぞやという方のために簡潔に説明すると

落語協会の会長である柳家小さんが若手の落語家20人を落語家身分の最上位である『真打（しんうち）』に皆まとめて昇進させようとし、それに前会長の三遊亭圓生が反対をした。
そこで圓生は落語協会を脱退し、新しい落語団体を作ろうとした、という話である。

詳しく知りたい人はウィキペディアなどにも説明が書いてあるが、私的には『AAで演じる落語協会分裂騒動』が分かりやすくてオススメ。
興味ある人は検索してみてください。

この話を読んでいて、ふと思った。
「これ、設定だけ切り抜いてもかなり面白いし、萌えマンガっていうかアニメ化にできそうだな」

そこで酔った勢いで、もしこの話が萌えアニメになったらという妄想を膨らませてみた。

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タイトルはズバリ
『しんうち！』

あらすじ（ノリで作ったから時間軸がおかしいのは大目に見てください）

円丈は新作落語に燃える若手落語家✨
ある時、師匠である圓生が落語協会の会長である小さんと対立して「落語協会を出て行く」って言い出してもう大変😣💦
圓生は新たな協会を作ろうとするもメンバー集めは上手くいかないし、圓生の一番弟子である圓楽は自分の弟子を連れて新たな協会「🌸すみれ会🌸」を作り出すって言うし、小さん側の立川談志まで落語協会を離れるって言うし落語界はこれからどうなっちゃうの〜！？

☆柳家小さん
落語協会会長。
丸顔の人懐っこい雰囲気が特徴。
しかし剣道が趣味という凛々しい一面も。
多くの弟子に慕われる。
厳しいところもあるが普段はとても優しい性格。
若手10人をまとめて『真打（しんうち）』という落語家の一番上の身分に昇進させようとする。
小さんちゃんはあくまで『真打は落語家としてのスタートライン』と考えていたからである。
しかしその優しさが『真打は落語家の最終到達地点』と考える圓生ちゃんには「甘すぎる」という風に映ってしまい対立のきっかけになってしまった。

☆三遊亭圓生
そのネタ数、実力共にまさに圧倒的。
それには本人の実力もさることながら、たゆまぬ努力がある。
それ故に『芸を愛するからこそ厳しくすべき』という考えを持つ。
落語協会を出て実力主義の新しい団体を作ろうとするものの……？
テヘヘという笑い方がファンのツボをくすぐる。

☆三遊亭圓楽
高身長でハスキーボイスが魅力の落語家。
通称『星の王子様』
圓生の一番弟子で懐刀的存在である。
革新的知見を持ち、生まれながらのリーダーシップを持つが、それが行き過ぎて波乱を生む。
甘いものが大好きであったり、隠れドジな一面も。

☆立川談志
小さんちゃんの弟子で落語界に現れた天才。
超絶に生意気でワガママだけど落語を愛する気持ちはピカイチ！
料理が得意だったり、ぬいぐるみに名前を付ける可愛らしい一面も。
バンダナがトレードマーク。

☆三遊亭円丈
新作落語界に力を入れて頑張る若手落語家。
この物語の語り手的存在。
圓楽ちゃんとは犬猿の仲である。
太い黒縁メガネがトレードマーク。

☆川柳川柳
お酒と軍歌が大好きで自由奔放な落語家。
圓生ちゃんの弟子ではあるが、色々とお互い思うところがあるようで……？

私「これ、けっこう行けそうじゃない？」
友「本当に怒られるからやめておけ」

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