落語ヲタの腐女子がオススメする落語が関わっている小説三選
いつもご覧になってくださりありがとうございます!
今日も私の好きな落語本の紹介をします。
最近、本の紹介ばっかですみません(^_^;)
紹介したい本がいっぱいあるもので……。
今回は『落語界(師弟や修行)そのものがテーマではないけれど落語がベースになってたり落語が関わっている小説』の中からお気に入りなものを三作品紹介します!
例のごとく個人的な感想がバリバリ含まれているのでそこんとこヨロピク(^з^)-☆
『こっちへお入り』平安寿子
アマチュア落語をはじめた独身女性の物語。
主人公も落語をよく知らないところからスタートするので落語入門書風な小説みたいな感じな印象を受けました。
面白いのですが、作者の落語に対する考えがけっこう書いてあるので、落語通さんより落語を知らない人の方が逆に素直に楽しめるのかな、という気がしました。
あとちょっと落語が万能過ぎるというか、落語に頼りすぎな傾向があるのは否めませんでしたがw
全一巻です。
『本所おけら長屋』 畠山健二
愉快な人々が住む江戸の「おけら長屋」で起きる様々な騒動を描いた連作時代小説。
落語好きさんにもファンが多いとか。
正直、第一話を読んだ時は「うーん……」という感じでしたが読めば読むほど引き込まれていく。何なんだこの魅力は。
まさに『読む落語』。
時代小説としてはかなり読みやすい文体と内容なので、時代小説入門としても良いかも?
現在十巻まで出ています。
ちなみに私は最近読み始めたので二巻で止まってます。もちろん続きを買うつもりです。
『異世界落語』 朱雀新吾
ファンタジーの世界に手違いで落語家が救世主として召喚される物語です。
異世界に来た落語家さんがそのまま落語をやるのではなく、古典落語を異世界の文化に合わせたものにするテクニックにはおおーっとなります。
いわゆるライトノベルというヤツですが、落語好きさんは読んで損はないかと。
『こっちへお入り』と同様に落語を聴くだけで何事も上手く行き過ぎっていうか落語万能すぎるだろ感は正直ありますが、まあそれくらいの方がライトノベルは読んでて安心感あるから良いかな、と思います。
現在四巻まで出ています。
以上三作品を紹介させていただきました。
たまには落語本以外の本の紹介とかもしようかな、と思っていますが需要あるのかしら……?
お読みいただきありがとうございました!