落語好き腐女子の酒日記(仮)

落語と酒が好きな腐女子の日記です。

暑中見舞いをもらった話

暑中見舞いのハガキが届いていた。
それも昔からの友人とかではない。
同じバーの常連の二歳年上の男性から。

別に私だけでなく仲良い常連さんは皆彼から暑中見舞いが届くそうだ。

昨年末に「年賀状を送りたいので住所教えてください」と言われ(これもまた今時貴重な)た時に住所を教えていたのだが、まさか暑中見舞いまで送ってくれるとは。


ぶっちゃけ彼のLINEも知ってるし、大体の家の場所まで知ってる。(それも家から徒歩15分くらいの距離)
それなのにわざわざ暑中見舞いを送ってくれた。
その事実がとても嬉しかった。

連絡すればいつでも会える関係ではある。
それでも手書きの文を書いて住所を書いて、ポストまで出すというメールの何倍の労力を私のために(というのはちょっと傲慢な言い方か)つかってくれた。

ハガキ一枚に近況が書いてあり、最後に『お互い素敵な夏にしましょう』というようなことが書いてあった。

最近ちょっと落ち込むことがあったがこのハガキを見た瞬間、なんだか嬉しい気持ちになれた。
手書きのハガキ一枚でこんなにテンションって上がるものなのか。

すぐに彼に連絡をして、飲みに行く約束をした。

お酒に詳しく、温厚で聞き上手で、頭が良い大学を出て、安定した職業についていて、更にはこういう気遣いができる。
合コンへ連れて行ったら間違いなくモテる。
本当に、彼はどうして未だにチェリーなのだろう。
私の中の飲み屋七不思議の一つである。

 


尚、私は彼に恋愛感情は全く湧かないので誤解のないように。